FIVE TREES レポート

はじまりの一杯
仕事を終えて、少しほっとした夜。
「今日はちょっとだけ、いいビールを飲みたいな」と思って足を運んだ学芸大学のファイブツリーズ。
カウンター越しに注がれたグラスの中で、黄金色の液体が静かに泡を立てているのを見た瞬間、少しだけ気分がやわらぐ。
そんな穏やかな夜に選んだのが、この UNITE 。
香りに包まれて、深呼吸するように
口に含むと、まず感じるのがフルーティーな香り。そのあとにしっかりとした苦味が追いかけてきて、口の中で甘さと苦さがちょうどいい距離感で寄り添う。
8%という数字を見て少し構えていたけれど、アルコールの強さはほとんど感じない。むしろ滑らかで、飲みごたえがあるのに重たくない。
余韻に残る、やさしい苦味
後味は驚くほどすっきり。苦味は残るけれど、イヤな重さはなく、クリーンに消えていく。
最後に鼻の奥に残るのは、ホップの草っぽい香りとほんのり苦いグレープフルーツの様な余韻。
「もう一口だけ」とつい手が伸びる、そんな心地よいループにハマるタイプのダブルIPA。
< 研究ノート >
| 項目 | 記録 |
|---|---|
| 銘柄 | UNITE |
| ブルワリー | FIVE TREES |
| スタイル | ダブルIPA |
| 飲んだ場所 | FIVE TREES(学芸大学) |
| 感想 | ホップの甘みと苦味のバランスが絶妙。 落ち着いた夜にじっくり飲みたい一杯。 |
| 研究員評価 | ★★★☆☆ 3.5 |

