旗の台・ウサギヤで飲んだ4杯 — セゾンからハニーウィートまでの流れ

ウサギヤレポート

ウサギヤ

東京・旗の台にあるウサギヤを、友人とふたりで訪れました。8席ほどのこじんまりとした店ですが、その分だけ落ち着いて飲める居心地の良さがあります。タップには国内各地のブルワリーのビールが並んでいて、この日はセゾンからスタートしてIPAを2杯、最後はハニーウィートへと、自然な流れで4杯を飲み進めました。

小さな店で、おつまみの食器が印象に残った

席数が少ないぶん、店内のものがよく目に入ります。おつまみを出してもらったとき、食器が可愛いなと思いました。飲む前からちょっと気分が上がるような、そういう細かいところに気持ちが行き届いている店でした。

4杯の流れ

この日のラインナップは、スタイルの振れ幅がある4杯でした。最初の一杯をセゾンにしたことで、飲み進むにつれてIPAの苦味や個性がより際立つ流れになりました。

グランセゾン — スッキリとした入口、後味に残る小さな苦味

最初に選んだのは、鳥取県の大山Gビールによる〈グランセゾン〉。スタイルはセゾンです。口当たりはスッキリとしていて、飲みはじめの一杯として入りやすい印象でした。ただ、後味にほんの少しだけ苦味が残るのが気になるところで、スッキリした飲み口とのコントラストが面白くもあります。全体的にまとまりのある一杯でしたが、強く印象に残るというより、穏やかに飲み進められる仕上がりでした。

グランセゾン
研究ノート
ブルワリー大山Gビール
スタイルセゾン
生産地鳥取
研究員評価3.7

白楽IPA — この日いちばん後味が良かった一杯

2杯目に選んだ〈白楽IPA〉は、神奈川県横浜市の254BeeRによるIPAです。この日4杯のなかで、後味がいちばん良かったと感じた一杯でした。前の〈グランセゾン〉がスッキリ系だったぶん、IPAの輪郭がはっきりと感じられます。後味の印象が良く、また飲みたいと思えた一杯です。

白楽IPA
研究ノート
ブルワリー254BeeR
スタイルIPA
生産地神奈川
研究員評価4.0

B-IPA — ベルジャンらしく、苦味は抑えめ

3杯目は、新潟県阿賀野市のスワンレイクビールによる〈B-IPA〉。スタイルはベルジャンIPAで、IPAとベルジャンエールの特性を合わせ持ちます。飲んでみると苦味は少なめで、直前の〈白楽IPA〉と比べると全体的に穏やかな印象でした。IPAを2杯続けてもきつくならない、飲みやすいバランスの一杯でした。

B-IPA
研究ノート
ブルワリースワンレイクビール
スタイルベルジャンIPA
生産地新潟
研究員評価3.7

クマ — ほんのりハチミツ、締めくくりにちょうどいい甘さ

最後は、ファロブルーイング(Faro Brewing)の〈クマ〉。ハニーウィートというスタイルで、ハチミツを使ったウィートビールです。飲んでみると、ほんのりハチミツを感じる仕上がりで、IPAを2杯飲んだあとの締めくくりとしてちょうど良い甘さでした。主張が強すぎず、でもしっかりとハチミツの風味が残る一杯で、満足度は高かったです。

クマ
研究ノート
ブルワリーファロブルーイング
スタイルハニーウィート
生産地日本
研究員評価3.8

黒豆マスカルポーネ

ビールと一緒に、食事も一品いただきました。

黒豆マスカルポーネ

黒豆マスカルポーネは、マスカルポーネの甘みと黒豆の塩分のバランスがとても良くて美味しかったです。それぞれの素材の主張が強すぎず、互いを引き立て合っているような組み合わせで、ビールの合間にちょうど良い一品でした。

黒豆マスカルポーネ

4杯を飲んで感じたこと

セゾンからIPAへ、そしてハニーウィートで締めるという流れは、この日自然に選んだ順番でしたが、振り返るとバランスが良かったと思います。なかでも印象に残ったのは〈白楽IPA〉の後味の良さで、次に来たときもまた選びたいと感じました。〈B-IPA〉はIPAを連続して飲んでも疲れないつくりで、こういう一杯があると飲み進めやすいと気づきました。こじんまりとした店ですが、タップのラインナップにきちんと個性があって、通いたくなる雰囲気があります。

ウサギヤ(2枚目)

こんな人に合いそうな店

ひとりでも、少人数のグループでも、落ち着いてクラフトビールと向き合いたいときに向いていると思います。席数が少ないぶん、ゆっくりと一杯一杯を楽しめる店です。

場所: 東京都 旗の台 / 訪問日: 2026-10-06 / 一緒に: 友人とふたりで

※ 感想は個人の体験によるものです。 お酒は 20 歳以上・適量を。

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