反射炉ビヤ×サーバーランド AGARI IPA — お茶と柑橘が交わる一杯

反射炉ビヤ×サーバーランド AGARI IPAレポート

反射炉ビヤ×サーバーランド  AGARI IPA

クラフトビアサーバーランドで飲んだ、反射炉ビヤとのコラボレーションIPA。静岡県伊豆の国市に拠点を置く反射炉ビヤの母体には、「韮山反射炉茶の庵」ブランドでお茶を手がける事業があります。AGARI IPAにはお茶が複数種類使われているとされており、それぞれ香りや風味が異なるお茶を重ねることで、西海岸系IPAにお茶を組み合わせたスタイルが生まれているとされています。

3種のお茶と、柑橘のホップ

西海岸系のIPAは、ホップ由来の柑橘を思わせる香りとはっきりした苦味が特徴とされるスタイルです。AGARI IPAはその骨格を持ちながら、複数種のお茶が重なることで(公式では抹茶・煎茶・棒茶の3種を使用と紹介されています)、ホップだけでは出ない奥行きが加わっています。柑橘の香りが立ち上がった後に、お茶由来の深みがゆっくり続いてくる——そんな層の重なりが一口の中にあります。

複数種類のお茶をそれぞれの性格を活かして組み合わせているのも面白い判断で、単に「緑茶風味のビール」にとどまらない複雑さに寄与しているのだと思います。実際、飲み進めるうちにフルーティーさと深みが同時に感じられて、どちらか一方に振り切れていない印象がありました。

場所と素材の重なり

このビールはクラフトビアサーバーランドとの共同開発で、醸造所のある伊豆の国とは離れた場所で生まれたレシピでもあります。それでも素材は静岡県産のお茶で、ブルワリーの地盤を持ち込みながらコラボで仕上げたという形が、味わいの背景として自然に伝わってきます。

飲んでいる間じゅう、飽きが来ない。フルーティーで入りやすく、でも後に残るものがある。次に見かければ、また頼むと思います。

研究ノート
銘柄反射炉ビヤ×サーバーランド AGARI IPA
ブルワリー反射炉ビヤ(静岡県伊豆の国市)
スタイルIPA(India Pale Ale)
飲んだ場所クラフトビアサーバーランド
研究員評価4.1

※ 感想は個人の体験によるものです。 お酒は 20 歳以上・適量を。

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